FC2ブログ

■2014年6月展覧会総括

20146月に見た、主に美術関連の展覧会1件(201416月では計35件)について個人的な感想と評価を記した。あくまでも主観的なものである。特に騒音・混み具合などは、たまたまその時だけの現象かもしれない。
配列は必ずしも会期順ではない。
6月は体調不良のため、あまり外出もせず、展覧会も1件のみと最近で最も低調な月となった。
 
◆評価ポイント ★★★★★(5)・・・☆☆☆☆(1)までの5段階評価
A:展示内容(作品、解説)・構成・展示品の質
B:展示方法・動線設計・照明
C:雰囲気・騒音・混み具合
 
6月

img661.jpg  
サントリー美術館「徒然草:美術で楽しむ古典文学」 会期:6/11~7/21
A★★★☆☆B★★★☆☆C★★★☆☆
*いささか地味なテーマ設定なので、一抹の不安はあったが、マンネリに陥らず、結構楽しめた。
徒然草の名場面を絵にすることは、江戸時代に入ってから急速に盛んになったらしい。サントリー美術館が所蔵する海北友雪筆《徒然草絵巻》二十巻は、徒然草すべてを絵にしようとしたもの。今回いくつもあった徒然草屏風の中でも、《奈良絵本『徒然草』貼交屏風》や《徒然草図屏風》など章段比定図があるからいいが、屏風の絵柄だけ見て何段の場面かなど、鉢をかぶっていたりするもの以外はほとんどわからない。いささか不勉強が悔やまれる。
作品として驚いたのは、熊谷次郎直実と平敦盛が対峙する場面を描いた海北友雪筆《一の谷合戦図屏風》(埼玉県立歴史と民俗の博物館蔵)。六曲一双の屏風だが、かなりの大型のもので、なおかつそれぞれが一面ずつの扇面仕立て。よく扇面を散らした屏風があるが、それは大体において実際の扇と同じくらいの大きさ。それに対し、巨大な扇面の形状にし、さらに右隻の扇面は金でバックが濃紺、左隻はその反対で扇面が濃紺の背景でバックは金と、非常にモダンな仕上がりであった(ちなみに、本作品は徒然草とは無関係で、《徒然草絵巻》二十巻を紹介しがてら海北友雪の他の作品も見せようという企画)。

 
 

スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

夢幻庵主人

Author:夢幻庵主人
隠居生活続行中。

最新記事
カレンダー
02 | 2020/03 | 04
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR