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『カネと文学:日本近代文学の経済史』◆円本(文士の経済)について

某月某日、こんな本を読んだ。
 
山本芳明『カネと文学:日本近代文学の経済史』新潮社、新潮選書、2013330日、1300円+税  [注×文×索×]
 
本書は、日本の<文学がいつどのような経済的価値をもって市場で取引されるようになったのか>(p.10)ということを明らかにしようと試みた本である。明治後期から昭和40年代までの文学作家(純文学中心)の商品化の歴史であり、<日本近代における文学の経済史をめざしたもの>(p.284)という。老生の関心事は、そのなかでも「円本」の登場前後でどう変わったのかである。
 
4章「円本ブームの光と影」(pp.130-158)を見てみたい(なお、この章は山本芳明『文学者はつくられる』の記述を改めたものという。残念ながら随分前に読んだきりなので、全く新たに読むのと同じであった)。
円本は改造社の経営が窮迫したために、改造社社長山本実彦が打ち出した『現代日本文学全集』の刊行を嚆矢とする。<通説では、山本はそうした状況を「打棄」ることに見事に成功したとされる。>(p.133)…<しかし、それはあくまで円本ブームの一側面にすぎない。円本ブームは、同時に新たな出版不況をもたらしていたのである。>(p.134)…<円本ブームは書籍・雑誌の市場そのものを拡大したわけではなく、不況下で「所謂中流階級並に学生連」の限界ある購買力を奪うことになり、かえって、市場全体としては縮小した>と、「読売新聞」昭和21124日の記事から推測する(p.135)…<これまでは、印税成金となった一部の作家たちの威勢のいい発言ばかりが注目されてきた。>(p.139)…<このようなタイプの発言を根拠として、この時期に円本ブームによる文学の大衆化、マスメディアの発達、著作権・出版権などの権利意識の明確化といった考察がなされてきた。しかし、こうした発言は円本ブームによって生じた出版不況について一顧だにしていない。>(pp.139-140)…<文壇が膨張したのに反して、円本ブームをきっかけとして、文学市場は急速に縮小してしまったのである。>(p.146)本書での主張は、円本ブームをきっかけにいかに文士たちが逆に「苦境に陥った」のかを明らかにする点にあった。
 
しかし、最終章である第6章「黄金時代、ふたたび」(pp.214-282)において、再び円本について触れている。
日中戦争下の昭和14年ころには出版物が非常によく売れるという現象を呈した。田辺茂一が当時分析したところによると、<「純文学」の大衆化が実現したことになるだろう。これは、読者層の拡大が一過性の現象ではないことを示唆している。>p.220)としたうえで、<ただし、読者層拡大の大前提として円本がブーム終了後に果たした「大衆化装置」としての機能も見逃してはならないだろう。>(p.220)とする。
この「大衆化装置」という指摘は、本書にも明記(p.220)してあるように、永嶺重敏の『モダン都市の読書空間』における、円本のブーム期には「所謂中流階級並に学生連」への書物の普及装置として働き、ブーム終了後にゾッキ本となってより底辺層まで普及するという「二段階の大衆化装置」のことである。山本芳明は新たな論をたてることなく永嶺の論を引き写すのみで、しかしなぜか第一段階の読書装置の役割を意図的に低く見る。<これまでの文学研究は関東大震災後の都市化や円本ブームを重視して、1920年代に大衆化が進行し、文学市場も大衆社会の成立を背景に拡大し、戦後の隆盛につながると想定しがちであった。しかし、その想定は単純すぎる。永嶺重敏の円本ブームの「二段階の大衆化作用」の指摘があるように、文学市場の拡大は段階的であった。>(p.238)とあくまでも留保をつけたいのだろう。
 
それでいて、<このように重層的に養成され拡大した購読者層を背景にして、文学者の生活も変化していくことになる。>(p.221)として、以降の記述では戦後の1960年代に至るまで、延々と高額所得者番付を掲げ、それに登場する作家を列挙することに終始している。円本の考察では、あれほど「印税成金」としてもうかった一部の文士だけを見るな(p.139)と言いながら。もしその観点に立って、一貫して文学の商品化の歴史を語りたいのであれば、戦後においても高額所得者番付にも載りえない文学作家の生活がどうだったのかを語るべきであろう。
 
1964年ころからの出版不況を受けて文芸ものが不振となり、河出書房などに代表される戦後の文学全集ブームが現出した。<こうした状況に出版ビジネスは文学全集の出版によって対応しようとした。ただし、それは円本ブーム以来の全集出版とは一線を画するものだった。>(p.275)…<これは円本のような廉価の全集ではなかった。…陳列すれば一家の教養に箔を付けるような文学全集の販売だった。>(pp.275-6
このあたりの具体的な状況は、田坂憲二『文学全集の黄金時代:河出書房の1960年代』に詳しい(小池三子男「河出書房風雲録・抄」は未見なので、河出書房の1960年代が描かれているか不明)。
 
なお、本書は注記も文献一覧も索引もない。出典表示の割注はあるものの、せめて文献一覧はつけるべきではなかったか。
 
 
なお、文中で触れた本は以下の通り。
山本芳明『文学者はつくられる』ひつじ書房、未発選書第9巻、20001216日、3600+税
永嶺重敏『モダン都市の読書空間』日本エディタースクール出版部、20013月、2600+税(第4「円本ブームと読者」pp.131-157)〔←永嶺重敏「円本ブームと読者」青木保ほか編『近代日本文化論7 大衆文化とマスメディア』岩波書店、19991126日、2600+税pp.185-204
田坂憲二『文学全集の黄金時代:河出書房の1960年代』和泉書院、200711月、1500+税
小池三子男「河出書房風雲録・抄」、日本編集者学会編《エディターシップ》Vol.2「書物の宇宙、編集者という磁場」、トランスビュー、20135月、2000円+税
 
◆[円本(文士の経済)]関連ブックリスト
ここではもっぱら文学関係の作家をとりあげる(ただし5年ほど前の調査結果なので、最近の文献は欠落している)。円本についての全般的な文献や作家以外に関する各論については、いずれ取り上げることもあるだろう。文献のそれぞれについている[D-1]などは包括的な円本書誌の整理番号(ただし未定稿のゆえ、今後変更もありうる)。
 
◆芥川龍之介
[D-1]【未見】上林暁「芥川管見」《文芸》河出書房、臨時増刊芥川龍之介読本、1954年9月→『増補改訂 上林暁全集 十六』筑摩書房、1980年5月15日、pp.449-451
[D-2]【未見】高島健一郎「芥川龍之介と円本ブーム:文学全集における芥川の価値評価について」《近代文学研究》日本文学協会近代部会、20、2003年1月、pp.14-24
 
◆石川啄木
[D-3]【未見】高島健一郎「文学者としての価値を作るもの:改造社版『現代日本文学全集』と石川啄木」《名古屋近代文学研究》名古屋近代文学研究会、21、2004年3月、pp. 57-74
 
◆斎藤茂吉
[D-4]【未見】高島健一郎「序列化される歌壇:改造社版『現代日本文学全集』と斎藤茂吉」《横浜国大国語研究》横浜国立大学国語国文学会、21、2003年2月、pp. 19-29
 
◆佐藤春夫
[D-5]【未見】佐藤春夫「一円本の流行」「文壇の社会化」「広告文のことなど」《中央公論》42(4)、1927年4月1日、pp.183-5、【未見】「全集本流行余話:今日の新聞紙に驚く」《中央公論》42(7)、1927年7月1日、pp.173-6→『定本佐藤春夫全集 第20巻』臨川書店、1999年1月10日、「文芸時評」pp.35-42、75-78
 
◆島崎藤村
[D-6]【未見】島崎藤村「分配」《中央公論》1927年8月号→【未見】『島崎藤村全集 21』筑摩書房、1956年8月10日、pp.105-132→『島崎藤村全集 7』筑摩書房、1981年7月
*ただし短編小説。
 
◆谷崎潤一郎
[D-7]【未見】谷崎潤一郎「私の貧乏物語」《中央公論》1935年1月号→『谷崎潤一郎全集 第21巻』中央公論社、1983年1月25日、pp.247-260
[D-8]大谷晃一『仮面の谷崎潤一郎』創元社、1984年11月20日、pp.32、42
 
◆永井荷風
[D-9]【未見】永井荷風「現代文学全集につきて」《時事新報》1925年12月2、3、4日→『荷風全集 第6巻』岩波書店、1965年1月30日、pp.154-159
*改造社非難の文。その後金に負けて、改造社の円本に載せることを許諾したが、そのときの序文は「現代日本文学全集永井荷風集序」(同全集、p.511)。
[D-10]永井荷風「断腸亭日乗1」『荷風全集 第21巻』岩波書店、1993年6月25日、4369円、大正15.10.13(pp.459-460)、11.17(p.467)
[D-11]永井荷風「断腸亭日乗2」『荷風全集 第22巻』岩波書店、1993年8月10日、4369円、昭和4.1.19(p.242)
*「春陽堂改造社両書店の一円本を屑屋に売る、金弐拾五円を得たり」(p.242)
[D-12]川本三郎『荷風と東京:『断腸亭日乗』私註』都市出版、1996年9月、3107円、pp.270-274
[D-13]吉野俊彦「断腸亭エコノミック日乗(14)円本ブーム(上)」《放送文化》日本放送出版協会、(通号 40) 、1997年10月、pp.174-179、「同(15)円本ブーム(下)」《放送文化》 (通号 41) 、1997年11月、pp.174-179 →吉野俊彦『「断腸亭」の経済学:荷風文学の収支決算』日本放送出版協会、1999年10月20日、2300円、「第14章 円本ブーム(上)」pp.140-149、「第15章 円本ブーム(下)」pp.150-160
[D-14]吉野俊彦「『断腸亭日乗』にみる永井荷風の家計簿」《小説tripper》朝日新聞社、2004年(春季) 2004年3月30日週刊朝日別冊、pp.27-33
[D-15]呉光生「〔断腸亭経済録 文豪永井荷風の見た昭和の経済 第6回〕昭和の到来と円本ブーム」《経済界》2005年5月24日号、pp.82-83
 
◆中村武羅夫
[D-16]日高昭二「通俗小説の修辞学:中村武羅夫の場所」《文学》岩波書店、4(2)、2003年3・4月、pp.108-125
 
◆広津和郎
[D-17]【未見】広津和郎「昭和初年のインテリ作家」《改造》改造社、1930年4月号→【未見】『昭和初年のインテリ作家』改造社、文芸復興叢書第21、1934年6月→『広津和郎全集 第2巻』中央公論社、1974年6月10日、4200円、pp.162-195
*ただし小説。
[D-18]【未見】広津和郎「文士の生活を嗤ふ」《改造》改造社、1930年7月号→【未見】『昭和初年のインテリ作家』改造社、文芸復興叢書第21、1934年6月→『広津和郎全集 第9巻』中央公論社、1974年8月10日、4200円、pp.106-116
[D-19]広津和郎「感慨無量の二十年」《改造》改造社、1938年4月号、20(4)、pp.232-236
[D-20]平野謙「広津和郎のマスコミ論」『昭和文学私論』毎日新聞社、1977年3月20日、pp.123-129
 
◆豊島与志雄
[D-21]関口安義『評伝・豊島与志雄』未来社、1987年11月20日、5800円、pp.184-202、393-395(豊島与志雄年譜)
*<円本時代の豊島与志雄は、翻訳と童話が評価され、小説は二次的にきり見られていなかったようである。(中略)円本への採用状況がそのことを何よりも明瞭に物語っている>(p.186)また、佐藤義亮が読んでわかるものにすることで改訳していったが、結果的には「改悪された」ものになったこともあったという(p.189)。
 
◆正宗白鳥
[D-22]正宗白鳥「円本のことなど」《改造》改造社、1950年4月号、pp.110-113
 
◆武者小路実篤
[D-23]【未見】武者小路実篤『一人の男 上巻』新潮社、1971年8月30日、900円『武者小路実篤全集 第17巻』小学館、1990年6月20日、6796円、pp.149-150
*自伝。第73章において改造社版の円本の印税が4万以上入ってきたが、1年足らずに使ってしまった話が書かれる。
 
◆大衆小説系
[D-24]江戸川乱歩『探偵小説四十年』桃源社、1961年7月5日、1300円[限定1,000部]、pp.102-104「円本時代」、pp.105-108「創作探偵小説選集」〔→※その後の再刊については未調査〕
[D-25]長谷部史親『日本ミステリー進化論:この傑作を見逃すな』日本経済新聞社、1993年8月25日、2427円
*「第Ⅱ章 日本ミステリーの歴史 5 円本ブームによる読者の広がり」の中でとくにpp.117-121.
[D-26]中島河太郎『日本推理小説史 第2巻』東京創元社、1994年11月30日、pp.182-193〔《推理界》1968年4月号初出〕
[D-27]平 浩一「量産を強いる時代:円本ブーム後の作家達:直木三十五を中心に」《文藝と批評》文芸と批評の会、9(4) (通号 84)、 2001年11月、pp.35-51
[D-28]山口功二「乱歩作品と新聞・雑誌・単行本、全集そして講談社文化」《国文学解釈と鑑賞》別冊『江戸川乱歩と大衆の二十世紀』至文堂、2004年8月15日、pp.80-90
[D-29]島崎博「〔目で見る探偵小説五十年6〕円本ブームの落し子」《幻影城》3(11)、1977年11月号、
[D-30]島崎博「〔目で見る探偵小説五十年7〕続・円本ブームの落し子」《幻影城》3(12)、1977年12月号、
 
◆◆◆翻訳者として
◆柳田泉
[D-31]柳田泉『明治文学研究夜話』〈リキエスタ〉の会(発売:トランスアート)、2001年4月10日、1300円、pp.73、80、85-87、91-93
 
◆秦豊吉
[D-32]高橋英夫「円本時代の翻訳文体」《図書》岩波書店、2002年4月号、第636号、pp.42-43
 
◆◆◆総括として
[D-33]【未見】大宅壮一「文壇ギルドの解体期:大正十五年に於ける我国ヂヤーナリズムの一断面」《新潮》1926年12月号→大宅壮一『大宅壮一選集9 文学・文壇』筑摩書房、1959年10月28日、250円、pp.137-143『昭和批評大系 第1巻:昭和初年代』番町書房、1968年5月25日、1800円、pp.348-352→『現代日本文学大系96 文藝評論』筑摩書房、1973年7月10日(1985年11月10日初版第12刷を実見)、pp.121-125→【未見】『編年体大正文学全集 大正十五年』ゆまに書房、2003年5月、6600円→千葉俊二、坪内祐三編『日本近代文学評論選 昭和篇』岩波書店、岩波文庫、2004年3月、800円、pp.8-13(岩波文庫版は初出誌によるとするが、新仮名・常用漢字に直す)
*円本直前に発表(1925年12月)されたものだが、すでにして円本の登場を予感させる指摘をしている。「大資本を擁する純文芸書肆は資本の集積に伴ふトラスト化の傾向に従つて、文芸物以外の出版に食入つて、益々その大を成すに至るのである。」(筑摩版p.124)
[D-34]【未見】大宅壮一「文学史的空白時代」《新潮》1928年1月→『文学的戦術論』中央公論社、1930年2月1日、1円50銭、pp.283-299→『現代日本文学大系96 文藝評論』筑摩書房、1973年7月10日(1985年11月10日初版第12刷を実見)、pp.125-130
[D-35]【未見】上林暁「円本合戦時代」《新小説》 5(4) 1950年4月→【未見】『文と本と旅と』五月書房、1959年→【未見】『上林暁全集 十五』筑摩書房、1967年5月20日→『増補改訂 上林暁全集 十五』筑摩書房、1980年4月12日、pp.113-117→【未見】『上林暁全集(増補決定版)第15巻』筑摩書房、2001年8月
*全集(増補改訂版1980年版)の巻末にある初出一覧では、初出誌「不詳」となっている。
[D-36]平野謙「昭和」『現代日本文学全集 別巻 現代日本文学史』筑摩書房、1959年4月30日、pp.329-331→『昭和文学史』筑摩書房、筑摩叢書15、1963年12月25日、480円、pp.42-45→『平野謙全集 第3巻』新潮社、1975年6月25日、3000円、pp.148-150
*「第1章昭和初年代 第2節マルクス主義文学の成長」で円本について触れている。広津和郎ひとり「出版資本の大企業化による文学の自律性の蚕食」という「事態の危機を洞察」したが、誰一人その「忠告には耳傾けようとはしなかった」(筑摩叢書版pp.44-45)。
[D-37]日本大学芸術学部文芸学科文学理論坪井ゼミⅡ、Ⅲ共編『文学全集の研究:計量文芸学の試み』日本大学芸術学部文芸学科、1977年3月5日
[D-38]福田清人「三文文士収入史:経済面からする文学研究」松浦総三編著『原稿料の研究:作家・ジャーナリストの経済学』日本ジャーナリスト専門学院出版部(発売:みき書房)、1978年11月1日、pp.108-117
[D-39]木谷喜美枝「円本ブームと文学者」有精堂編集部編『都市と記号:昭和初年代の文学』有精堂出版、講座昭和文学史第1巻、1988年2月20日、3500円、pp.28-39
[D-40]保昌正夫「〔昭和文学史1〕大正文学から昭和文学へ:関東大震災から「文芸復興」まで」『昭和文学全集 別巻』小学館、1990年9月20日、4000円、pp.261-324
*円本への言及箇所は、翻訳の円本(p.282)、大衆文学の円本(p.284)および、まとまっては、「「円本時代」:昭和文学の地盤を作る」という小項目をたてて記している(pp.288-291)。
[D-41]時代別日本文学史事典編集委員会編『時代別日本文学史事典 現代編』東京堂出版、1997年5月20日、6000円
*日高昭二「昭和前期の特質」よりp.4。千葉俊二「既成作家たちの仕事」よりpp.78-79:文壇退職手当としての円本印税という大宅壮一の指摘(「文学史的空白時代」[D-34])を紹介。
[D-42]山本芳明「円本ブームを解読する:「旱魃時」の新進作家たち」《日本文学》日本文学協会、48(11) 、1999年11月、特集 文学の経済学、pp.43-53→山本芳明『文学者はつくられる』ひつじ書房、未発選書第9巻、2000年12月16日、3600円、pp.279-305に増補して収録。なお「あとがきにかえて」のうちpp.311-312も参照。
[D-43]高橋英夫「円本時代の翻訳文体」《図書》2002年4月号、第636号
[D-44]井上ひさし・小森陽一編著『座談会昭和文学史 第1巻』集英社、2003年9月、3500円
[D-45]井上ひさし・小森陽一編著『座談会昭和文学史 第3巻』集英社、2003年11月30日、3500円、pp.48-49、132-133(震災後印刷技術が一変した)、145、171、260-261(「円本ブームは、大正中期以降の大学生たちが読者層」)
[D-46]関川夏央「女性読者に支えられた流行作家:大正末年、「円本」前夜」《小説tripper》朝日新聞社、2004年(春季) 2004年3月30日週刊朝日別冊、pp.19-26
*円本は末尾でごく簡単に。
【本書】[D-47]山本芳明『カネと文学:日本近代文学の経済史』新潮社、新潮選書、2013年3月30日、1300円、「第4章 円本ブームの光と影」pp.130-158

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