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■既刊・近刊メモ(2013年11月版 Ver.2)

11月前半に刊行された(はずの)本と、11月後半以降の近刊を掲載する。若干の本には余計なコメントを付した。日付は発行日ではなく、発売日。発売日順を原則としているが、WEBでの確認が中心なので、違っているかもしれない。
*前回掲載のものから追加・変更した箇所を橙色で示す。
なお、近刊の本についてはあくまでも予定であり、タイトル・発売日・価格ともに変更の可能性はある。
次の行は私的メモ。
■読んだ本(▲元版で読んだ)、■買った本(▲元版所有)
 
11月前半に出た本から】
 
■四方田犬彦『日本の漫画への感謝』潮出版社、11/12200円+税

■マルセル・シュオブ/矢野目源一訳『吸血鬼:マルセル・シュオブ作品集』盛林堂書房、11/42000円(税込?)
*『吸血鬼』(大正13年刊)を復刻。(戦後の復刊に『黄金仮面の王』コーベブックス)解説=長山靖生。

■今和泉隆行『みんなの空想地図』白水社、11/42000円+税

■工藤庸子『いま読むペロー「昔話」』羽鳥書店、11/52000円+税
*民間伝承と宮廷文化との出会いから生まれた物語の背景をふまえ仏文学者・工藤庸子が新たに訳す。充実の解説付。

西崎憲編『怪奇小説日和』ちくま文庫、11/61000円+税
*『怪奇小説の世紀』(国書刊行会)全3巻から厳選した13篇に新訳を追加した怪奇小説アンソロジー。

■フランク・M・アハーン、アイリーン・C・ホラン/寺西のぶ子訳『完全履歴消去マニュアル』河出書房新社、11/61600円+税
*ストーカーや探偵からの身の隠し方から、国外逃亡、死亡偽装といった失踪方法まで、ネット時代のプライバシーや個人情報の守り方を、その道のプロが教える決定版!

ヤン・チヒョルト/渡邉翔訳 『アシンメトリック・タイポグラフィ』 鹿島出版会、11/63500円+税
 *活字の選択、組版の理論から、色や紙の効果的な用法まで、今日もなお有効なタイポグラフィと書物形成の基本原理を明快に解説。

インデックスフォント研究会編 『外字・異体字のバリアフリーを目指して:漢字研究7年の軌跡』 文字文化協會、11/71500円+税

■文藝春秋編『東西ミステリーベスト100文春文庫、11/8660円+税
*ミステリー・ガイド四半世紀ぶりの大改訂。

大崎梢 『ようこそ授賞式の夕べに』 東京創元社、ミステリ・フロンティア、11/91500円+税
 *波瀾万丈の書店大賞授賞式の一日を描いた「成風堂書店事件メモ」×「出版社営業・井辻智紀の業務日誌」開幕!

木村俊介 『善き書店員』 ミシマ社、11/131800円+税

エミール・ルーダー 『本質的なもの』 誠文堂新光社、11/142000円+税

■山口謠司『漢字はすごい!』講談社現代新書、11/15740円+税
*漢字の成り立ちからその歴史を振り返り、今日では使われなくなった文字や日本独自の漢字などを紹介しながら、漢字の奥深さを案内する。

■ジョン・ルカーチ/村井章子訳 『歴史学の将来』 みすず書房、11/153200円+税

■ジュゼッペ・トルナーレ/柱本元彦訳 『鑑定士と顔のない依頼人』 人文書院、11/151500円+税
*美術と骨董とオークションの世界に彩られた鮮やかなミステリー。12月に公開される映画はこちら
 
【これから出る本】(タイトル・発売日・価格等はすべて予定)
 
11月後半予定
■フランシス・ウィリアムズ・ベイン/松村みね子(片山廣子)訳 『闇の精』 盛林堂書房、11月中旬、1000円(税込)
19世紀末~20世紀初に出版された印度奇譚。のダークファンタジー。解説=井村君江。

ブルース・ブエノ・デ・メスキータ、アラスタイア・スミス/四本健二・浅野宜之訳 『独裁者のためのハンドブック』 亜紀書房、11/182000円+税
*独裁志望者必読! なぜ「悪政」を行う独裁者が失脚しないのか、なぜあの権力者は不合理な決断をくだしながら生き残れるのか?

■アンドレ・ケルテス/渡辺滋人訳 『読む時間』 創元社、11/192200円+税

『プロのための製菓技法 チョコレート:チョコレートの扱い・製法、それぞれの方法』誠文堂新光社、11/192600円+税

■ヴォルフガング・ベーリンガー/長谷川直子訳 『魔女と魔女狩り』 刀水書房、刀水歴史全書8711/203500円+税 
Wolfgang Behringer, Wiches and Witch-Hunts: A Global History, 2004 の翻訳。

■大橋博之編著 『少年少女昭和SF美術館:表紙でみるジュヴナイルSFの世界』 平凡社、11/203800円+税

■池上俊一お菓子でたどるフランス史岩波ジュニア新書、11/20880円+税
*世界一の国になるには素敵なお菓子が欠かせない!と考え、その甘い武器を磨いてきた国フランス。お菓子の由来も、歴史もしっかり学べる、華麗であま~いフランス史。

■古谷昌二編著 『平野富二伝 考察と補遺:明治産業近代化のパイオニア』 朗文堂、11/2212000円+税

■アリソン・フーヴァー・バートレット/築地誠子訳『本を愛しすぎた男』原書房、11/222400円+税
*希少古書のみ数百冊を巧妙な手口で盗み続けた「本を愛しすぎた男」と、彼を追う古書店主にして熱血素人探偵のデッドヒート!

■黒田日出男豊国祭礼図読む角川学芸出版、11/222000円+税

レオ・ペルッツ/垂野創一郎訳『ボリバル侯爵』国書刊行会、11/222600円+税
http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336057600/

■津野海太郎花森安治伝日本の暮しをかえた男新潮社、11/221900円+税

■湯沢英治(写真)、東野晃典(文と構成)REAL BONES:骨格と機能美』 早川書房、11/229000円+税
*「本物の骨」から作成したスタイリッシュに輝く標本を、動物骨格写真の第一人者が撮り下ろし、標本作製の稀有な専門家である獣医師がその機能美を完全解説する大型写真図鑑。

ニック・レッドファーン 『ペンタゴン機密ファイル』 成甲書房、11/221800円+税
*CIA、国防総省など米国政府情報機関が秘密裏に調査してきた歴史上の謎・謎・謎。

■稲生平太郎『定本何かが空を飛んでいる』国書刊行会、11/253200円+税
UFO現象を明快に論じた名著ついに復刊。あわせて他界に魅せられし人々の、影の水脈をたどるオカルティズム・民俗学エッセイ・評論を一挙集成。

長谷川郁夫 『知命と成熟:13のレクイエム』 白水社、11/252800円+税

■安井泰平ジャッロ映画の世界(仮)彩流社、12/254500円+税
1960 年代以降のイタリア・ホラー・サスペンス映画群を徹底研究。怪しい魅力渦巻くジャッロ映画世界。

ハンス・ベルティング/仲間裕子訳 『イメージ人類学』 平凡社、11/255000円+税
*美術史を広くイメージの学として構想し直したベルティングの理論的主著。

■正木香子 『文字のソムリエ』 () 星海社新書、11/26820円+税

ジェフリー・ハーフ/星乃治彦ほか訳 『ナチのプロパガンダとアラブ世界』 岩波書店、11/266800円+税
*ナチスは第2次大戦中、中近東に対し大規模なプロパガンダを展開した。当時英仏からの独立を目指していたアラブ世界にとって、ナチのプロパガンダは抵抗のツールとみなされた。そして、その反ユダヤ主義はアラブ知識人の中に潜行していく。

濱下武志 『華僑・華人と中華網:移民・交易・送金ネットワークの構造と展開』 岩波書店、11/275500円+税

ディヴィッド・J・スカウ編/田中一江・夏来健次・尾之上浩司訳『シルヴァー・スクリーム』上・下、創元推理文庫、11/28、各1160円+税
*映画ホラーアンソロジー。収録作品はこちら

石川九楊『九楊先生の文字学入門』左右社、11/303500円+税

■広島市文化協会文芸部会編 『占領期の出版メディアと検閲:戦後広島の文芸活動』 勉誠出版、11月、1800円+税

■飯田豊一 『「奇譚クラブ」から「裏窓」へ』論創社、「出版人に聞く」シリーズ、11下旬

中子真治『中子真治 SF映画評集成:ハリウッド80'sSFX映画最前線』洋泉社、11/263800円+税
1980年代、映画少年たちを熱狂させたハリウッドSFXブームの仕掛人・中子真治。まだネットもない時代、彼がハリウッドから発信した濃厚で的確なSF映画情報の数々を一冊に網羅。

■西野嘉章編インターメディアテク東京大学 学術標本コレクション平凡社、11月、1800円+税

『猟奇 復刻版』6、三人社、11月、60000円+税
*昭和初期に出た探偵小説雑誌。

■グザヴィエ・バラル編集、デザイン/宮本英昭日本語版監修MARS 火星:未知なる地表 惑星探査機MROが明かす、生命の起源』青幻舎、11月、12000円+税
NASA火星探査機マーズ・リコネサンス・オービター(MRO)搭載の高解像度カメラ(HiRISE)がとらえた、その複雑で起伏に富んだ地表をカメラの視野そのままに収録。

プランセス・サッフォー/野呂康・安井亜希子訳チュチュ:世紀末パリ風俗奇譚水声社、11月?、2800円+税
*知られざる19世紀最大の奇書。

 
12月予定
大田垣晴子 『偏愛博物館スケッチ』 角川書店、12/11200円+税

豊田市美術館監修反重力:浮遊・時空・パラレルワールド青幻舎、12/22800円+税
「反重力展」豊田市美術館、2013914日-1224日開催

ロバート・グリーン 『アメリカン・ハッスル』 上・下、河出文庫、12/4、各840円+税

小塚昌彦 『ぼくのつくった書体の話:活字と写植、そして小塚書体のデザイン』 グラフィック社、12/62500円+税
*毎日新聞書体、新ゴ、小塚明朝、小塚ゴシックのタイプデザインディレクターが語る文字づくりのすべて。

■東雅夫編『日本幻想文学大全III日本幻想文学事典ちくま文庫、12/101600円+税

早川義夫『ぼくは本屋のおやじさん』ちくま文庫、12/10720円+税

■高橋輝次『書斎の宇宙:文学者の愛した机と文具たち』ちくま文庫、12/10880円+税

■ロジェ・カイヨワ『斜線:方法としての対角線の科学』講談社学術文庫、12/10

岩波書店辞典編集部編『岩波世界人名大辞典』岩波書店、12/1228000

■フラン・オブライエン『第三の警官』白水Uブックス、12/121600円+税
*文学実験とアイルランド的奇想が結びついた奇跡の傑作。

山本光伸R・チャンドラーの『長いお別れ』をいかに楽しむか』柏艪舎、12月上旬、1500円+税
*『The Long Goodbyeの魅力を三者三様の訳文で紹介。40年以上、文芸翻訳の第一線で活躍してきた翻訳家山本光伸が、清水俊二・村上春樹両氏に「ぶつかり稽古」を挑む。

■杉山久仁彦『図説虹の文化史』河出書房新社、12/174200円+税
*人びとは虹に何を見てきたか、その謎にいかに挑んできたか。虹をめぐる知と表現の系譜を通覧する一大スペクタクル。

■桑原茂夫『不思議の国のアリス』河出書房新社、ふくろうの本、12/171800円+税
*写真機の発明に恐竜の発見等、ヴィクトリア朝の魅力的な文化がワンダーランドを支えていた。

桂千穂『カルトムービー本当に面白い日本映画 19451980メディアックス、12/181500円+税

脇明子『少女たちの19世紀:人魚姫からアリスまで』岩波書店、12/19

フレッド・B・リクソン/松田和也訳『暗号解読事典』創元社、12/204500円+税
*古代からネット早期までの暗号の歴史的展開やトピックスを網羅的に解説した、読んで楽しく、調べて使える大事典。暗号クイズ付。634p

東浩紀『セカイからもっと近くに:現実から切り離された文学の諸問題』東京創元社、12/20
*想像力と現実が切り離された時代に、評論には何ができるのか。ライトノベル・ミステリ・アニメ・SF、それぞれのジャンルで文学と社会の再縫合を試みた作家を読み解く。

■北原尚彦SF奇書コレクション』東京創元社、キイ・ライブラリー、12/252300円+税
*汲めども尽きぬSF奇書・珍本。古書のみならず、脚本・図録から自費出版書籍まで、入手手段の限定された珍しい書籍を縦横無尽に紹介する。

■トーマス・デ・パドヴァ『ケプラーとガリレイ:書簡が明かす天才たちの素顔』白水社、12/233400
*科学史上に輝く巨星の対照的な生涯と大発見、時代背景を活写した評伝。二人を結んだ「絆」として、交わした書簡が重要な役割を果たす。

■ジョージ・G・スピーロ『ケプラー予想:四百年の難問が解けるまで』新潮文庫、12/25940円+税

風間賢二『ファミリー・ブラッド:家族にはつねにすでにモンスターが潜んでいる!』(仮)彩流社、12/25?、定価未定

■菊地原洋平パラケルススと魔術的ルネサンス 勁草書房、Bibliotheca hermetica 叢書、12/275000
*近代医学の創始者か、賢者の石を手にした錬金術の達人か? 魔術・占星術とキリスト教の融合をめざしたパラケルススの研究の決定版!

大澤真幸 『思考術』  河出書房新社、12/271500
*読み、考え、そして書く――。思考技術の原論を説き、社会科学、文学、自然科学という異なるジャンルの文献から思考をつむぐ実践例を展開。

福嶋聡『紙の本が死なない理由』ポプラ社、12/311300円+税

 
2014予定
■ティム・インゴルド/管啓次郎解説、工藤晋訳『ラインズ:線の文化史』左右社、1/152800円+税

エドワード・D・ホック/木村二郎訳『サイモン・アークの事件簿V創元推理文庫、1月以降
 *オカルト探偵アークが異界の謎と遭遇する8編を収録した短編集第5

■ミルチャ・エリアーデ/奥山倫明訳 『ポルトガル日記』 作品社、1月、2400円+税

■鈴木宏『書肆風の薔薇から水声社へ』(仮)論創社、「出版人に聞く」シリーズ

■ラリー・プリンチーペ/ヒロ・ヒライ訳 『錬金術の秘密』 勁草書房、BH 叢書、2014年 

U.ペンツェンホーファー『評伝・パラケルスス』勁草書房、BH 叢書(未定)

■ヒロ・ヒライ+小澤実編 『知のミクロコスモス:西欧中世ルネサンス精神史研究』 中央公論新社

ジャン・クロード・シュミット/小池寿子・廣川暁生・古本高樹訳『イメージにひそむ身体:中世の視覚文化』刀水書房、5000

■高橋洋、稲生平太郎 『映画の生体解剖』(仮)
*シネマ対談

■臼田捷治『工作舎物語』左右舎

■松田行正、ミルキィ・イソベ、木内達朗『デザインプレゼンテーションの哲学』左右舎、神戸芸術工科大学レクチャーブックス

 

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Author:夢幻庵主人
隠居生活続行中。

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